病気・不眠症⑥【資料】症状用語集

[不眠症]
入眠障害中途覚醒早朝覚醒・熟眠障害などの睡眠問題が1ヶ月以上続き、日中に倦怠感・意欲低下・集中力低下・食欲低下などの不調が出現する病気。
[入眠障害]
床に就いてもなかなか寝付けない状態。就床後1時間以上眠れない場合が目安。
[中途覚醒]
夜中に目が覚め、その後眠れない状態。
[早朝覚醒]
睡眠時間はある程度確保されているにもかかわらず、熟睡したという満足感がない状態。
[睡眠時無呼吸症候群]
寝ている間に呼吸が止まる疾患。主な症状は「いびき」だが、寝ている間のことなので自分でわからない。夜の睡眠の質が悪くなり、長時間寝ていても疲れがとれず、日中眠くなったり、集中力が低下する。
[レム睡眠行動障害]
大声で寝言を言ったり、寝ている間に暴れたりする。時には夢を見て横で寝ている人を叩いてしまうこともある。
[むずむず脚症候群]
夕方から夜にかけて、足がムズムズしたり熱くなったり、痛くなったりする病気。妊娠や貧血、薬などの影響で起こることもある。
[ナルコレプシー]
夜、十分寝ているにもかかわらず、日中にも耐えがたい眠気に襲われ、居眠りをしてしまう病気。
[特発性過眠症]
昼間の強い眠気と居眠りを主症状とする。居眠りが1時間以上続き、目覚め後はすっきりと覚醒できずに眠気が持続する。
[睡眠麻痺]
睡眠中でも脳が活発に活動して夢を見ているレム睡眠時に起きる。 このとき、心拍や呼吸が乱れ胸に圧迫感を感じるため脳がつじつまを合わせて「恐い幻覚」を作り体が動かないよう金縛り状態になる。
[睡眠随伴症]
睡眠の経過中に起る心身機能の異常の総称。 覚醒の障害としては錯乱性覚醒、睡眠時遊行症(夢遊病)、夜驚症が、睡眠・覚醒移行障害としては律動性運動障害、睡眠時ひきつけ、寝言、夜間下肢こむらがえりなど。
[睡眠時遊行症]
夢遊病ともよばれ、睡眠中の人が自覚のないまま半ば無意識の状態で歩き回る現象で、小児期の後期と青年期に多くみられる。睡眠の最も深い段階で起こる。