病気・血液検査用語入門(5)

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(5)血小板とは

血小板は、身体の内外の出血を止めるという重要なはたらきを持つ血球である。

血小板が減ってしまったり何らかの原因で機能が低下する(血小板自身の病気)と、出血しやすくなったりけがや手術の際に血が止まりにくくなったりする。

しかし、たくさんあればいいものというわけではなく、慢性白血病や多血症が原因で増えすぎても出血しやすくなる。

検査結果が正常でないときに疑われることやわかることは、①減りすぎている場合は血小板減少性紫斑病・再生不良性貧血・悪性貧血・白血病・肝硬変、②増えすぎている場合は慢性白血病・多血症。
(終)