随筆・入院生活

病院入院と一口に言っても病気の種類や状態などによってさまざまであろう。ここでは検査などの簡単なものの私の場合の一事例を紹介しておこう。
先ず朝は6:00起床で、これは看護士が、病室の蛍光灯のスイッチを入れつつ体温と血圧を測りにくる。
次いで8:00に朝食となるが、その間に必要な患者は看護士から採血を受ける。また朝食少し前に熱い日本茶が出される。ただ、基本的に2時間の使い方が最初の問題だ。寝たりなければ寝るのもいいが、けっこう長い。
午前中は検査などがあれば多少の生活変化にはなる。よくあるのはレントゲンとかCTとかだ。また、午後との日程を考えてシャワーを浴びることもある。
12:00の昼食後は最も長い時間潰しになる。限られたことしかできない訳で、普通は読書、テレビ、パソコンなどを総動員する。スマホやパソコンはいろいろ出来ていいのだが、wifiなどの通信確保は問題になる。ネットでビデオなど見ようとすれば1日1GB以上の通信量は確保したい。
夕食は18:00で消灯は21:00で、この時間帯はテレビという人が多いようだ。
さて、足早に1日を見てきたが、何しろ長い時間をどう使うかは何度入院しても大いなる悩みではある。