由来案内・天壇公園祈年殿

北京の世界遺産である天壇は、皇帝が「天に祈祷する神聖な場所」である。
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建于明永乐十八年(1420),初名“大祀殿”,为一矩形大殿,用于合祀天、地。嘉靖二十四年(1545)改为三重檐圆殿,殿顶覆盖上青、中黄、下绿色琉璃,寓意天、地、万物,并更名为“大享殿”。清乾隆十六年(1751),改三色瓦为统一的蓝瓦金顶,定名“祈年殿”,是猛孟春(正月)祈谷的专用建筑。祈年殿殿高38.2米,直径24.2米,内部开间还分别寓意四季、十二月、十二时辰以及周天星宿,是古代明堂式建筑仅存的一例。
(拙訳)
明の永楽18年(1420)に建てられ、初めは「大祀殿」と呼ばれる長方形の建物で、天と地を合わせて祭っていた。嘉靖24年(1545)に三層の円形殿に改められ、天井は上が青、中が黄、下が緑の瑠璃瓦は天、地、万物を象徴し、名称も「大享殿」に変えた。清の乾隆16年(1751)、三色の瓦を藍色、頂を金に吹き替え、名称を「祈年殿」にし、専ら正月に祈祷する専用の建物とした。祈年殿は高さ38.2m、直径24.2mで、内部は四季を星が巡る表すデザインで、古代建築の代表作である。
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祈年殿は現存する中国最大の祭壇。いま天壇は、この建物を最も北に配す広大な公園で、観光の他に地域住民などのレクレーションの場所ともなっている。