2019-05-07から1日間の記事一覧

中国近代史・北洋水師の創設

日本との台湾戦争で海防の必要性を感じるようになった清朝は、北洋通商大臣兼直隷総督・李鴻章の主導で北洋水師(艦隊)を創設した。 艦隊の主力艦としてドイツから7000トン級の定遠と鎮遠を中心に西欧から艦船を買い入れ、短期間に世界第八位の海軍を整備す…

中国近代史・天津教案

アロー号事件の事後処理として締結された天津条約以降、欧米各国の宣教師によるキリスト教の布教活動が始まった。すると各地で住民とキリスト教会との間にトラブルが頻発するようになった。 そんな折、天津で幼児が失踪する事件が相次いだ。民衆の間では、教…