2019-08-12 随筆・同感 報道でも取り上げられた概略以下の事件があった。 余命宣告を受けた末期患者を受け入れ、利用者が希望する介護や看護を提供する施設「看とりの家」が計画された。ところが住民の猛反対で計画は結局頓挫。主な反対理由は、「住宅地に死を持ち込むな」ということ。しかし、よりよき死に場所を求めている人に対して、「自分の近所で死んでくれるな」とは何たるいい草か。 週刊新潮19.8.8の里見清一「井の中の蛙」の指摘であり、全く同感だ。 事故や犯罪を目の前で見るというのとは違うのだ。