映画雑感・恐怖の岬

弁護士サム(グレゴリー・ペック)に対して、自分の罪を陥れたと逆恨みする性犯罪者のマックス(ロバート・ミッチャム)がサム一家を執拗につけ狙うというストーリー。1962年制作だが白黒なのがかえって効果を出している。
この映画ではロバート・ミッチャムの癖のある目付きの悪党ぶりがなかなか見もので、全編を通して強く印象に残る。ロバート・ミッチャムは独特な眠そうな瞳から当時スリーピング・アイと呼ばれていた。
原作はジョン・D・マクドナルドの「法に叛く男」で、1991年に制作された「ケープ・フィアー」も同一であるが、こちらはまだ見たことがない。
(鑑賞メディア:AmazonPrimeVideo 字幕版)