病気・脳よう

入院中の今日、同室に脳ようの患者さんが入ってきたので、この際調べてみました。

脳ようは正しくは脳脳ようというようだ。
主な原因は肺からのブドウ球菌、連鎖球菌、腸内細菌などの感染。

症状としては、頭痛、悪心、嘔吐ではじまることが多く、時にはけいれんを生じる。体温は正常か微熱がある程度で、脈拍や呼吸数は正常がふつう。膿瘍が大きくなると片まひ、半盲、失語症などが出現。
検査はCTでできる。

治療は、適応のある抗生物質を大量に投与。しかし治療をしなければ死にいたる疾患で、基本的に脳外科で開頭して皮膜を破り、膿瘍内を抗生物質で洗浄。後遺症としては膿瘍の再発、てんかん、片まひなどがしばしば残る。