由来案内・里見公園の羅漢の井

市川市の里見公園は南総里見八犬伝で知られる里見家の国府台(こうのだい)城の跡地である。
公園の片隅に羅漢の井と名付けられた清水があり、傍らに由来を記した碑がある。
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この絵は天保5年(1834)に完成した江戸名所図会に描かれたものです。絵は、浮世絵師長谷川雪旦、雪堤 父子が描いた実に詳細を極めたもので、当時の情景を知る上で、実に貴重な資料となっています。市川市域に関するものは、この羅漢の井をはじめ、15図に及んでいます。
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里見公園はバラ園がある。またソメイヨシノなど桜200本が植えられており、花見の名所としての人気も高い。
公園の西側には江戸川のゆったりした流れを眼下にスカイツリーの遠望とともに望めるスポットもある。
樹木も多い公園なので、かつては夏に日にたまに読書や昼寝するのを楽しみにしていたこともあった。