病気・眼の病気③

ドライアイチェックシート

□目が疲れやすい
□目が痛い
□目やにが出る
□目がゴロゴロする
□理由もなく涙が出る
□物が霞んで見える
□目がかゆい
□目が重たい感じがする
□目が赤くなりやすい
□なんとなく目に不快感がある
□目が乾いた感じがする
□光をまぶしく感じやすい

チェック項目が5つ以上ならドライアイの可能性がある。

病気・眼の病気②

▶ドライアイ
ドライアイは、目を守るのに欠かせない涙の量が不足したり、涙の質のバランスが崩れることによって涙が均等に行きわたらなくなる病気であり、目の表面に傷を伴うことがある。いわばドライアイは涙の病気といえる。高齢化、エアコンの使用、パソコンやスマートフォンの使用、コンタクトレンズ装用者の増加に伴い、ドライアイ患者は増えており、2,200万人ともいわれている。

▶アレルギー性結膜炎
アレルギー性結膜炎は、目の表面に花粉などのアレルゲン(アレルギー反応を引き起こす物質)が付着して、結膜に炎症を起こす病気。結膜とは、まぶたの裏側と白目の部分を覆っている粘膜のこと。
花粉などが原因の、特定の季節にのみ症状があらわれるものを季節性アレルギー性結膜炎といい、一年中症状がみられるものは、通年性アレルギー性結膜炎という。重症のものでは、子どもに多くみられる春季カタル、ソフトコンタクトレンズを使っている人にみられる巨大乳頭結膜炎などがある。

網膜剥離
網膜剥離は、眼球の内側にある網膜という膜が剥がれて、視力が低下する病気。
網膜とは、目の中に入ってきた光を刺激として受け取り、脳への視神経に伝達する組織で、カメラでいうとフィルムのはたらきをしている。
網膜の剥がれは痛みを伴わないため気付きにくいが、前兆として飛蚊症があらわれることがある。また、網膜の中心部である黄斑部分まで剥がれた場合、急激に視力が低下し、失明に至る恐れもある。

随筆・同感

報道でも取り上げられた概略以下の事件があった。
余命宣告を受けた末期患者を受け入れ、利用者が希望する介護や看護を提供する施設「看とりの家」が計画された。ところが住民の猛反対で計画は結局頓挫。主な反対理由は、「住宅地に死を持ち込むな」ということ。しかし、よりよき死に場所を求めている人に対して、「自分の近所で死んでくれるな」とは何たるいい草か。
週刊新潮19.8.8の里見清一「井の中の蛙」の指摘であり、全く同感だ。
事故や犯罪を目の前で見るというのとは違うのだ。

病気・眼の病気①

白内障
白内障は、目の中のレンズの役割をしている水晶体が白く濁る病気。白内障の原因で主なものは加齢で、水晶体の成分であるたんぱく質活性酸素によって変化して白く濁る。
白内障の濁りは、薬で取ることはできない。そのため、最終的には白内障手術を受けることになる。濁った水晶体を取り去り、その代わりに人工の水晶体(眼内レンズ)を入れる。白内障手術は、年間約120万件行われ、誰もが経験する手術といって過言でない。

緑内障
緑内障は、目から入ってきた情報を脳に伝達する視神経という器官に障害が起こり、視野(見える範囲)が狭くなる病気のこと。治療が遅れると失明に至ることもある。
症状は、少しずつ見える範囲が狭くなっていく。進行は非常にゆっくりで、両方の目の症状が同時に進行することは稀なので、病気がかなり進行するまで自覚症状はほとんどない。

飛蚊症
飛蚊症は、モノを見ているときに黒い虫のようなものが動いて見える状態。黒い虫のようなものの形や大きさはさまざまで、視線を動かすと追いかけてくるような動きをする場合もある。症状が出る年齢もさまざまで、20代から症状を自覚する人もいる。

▶網膜症
糖尿病網膜症は、糖尿病が原因で目の中の網膜という組織が障害を受け、視力が低下する病気。網膜とは、目の中に入ってきた光を刺激として受け取り、脳への視神経に伝達する組織で、カメラでいうとフィルムのはたらきをしている。
糖尿病網膜症は、糖尿病腎症、糖尿病神経症と並んで、糖尿病の三大合併症といわれる。定期的な検診と早期の治療を行えば病気の進行を抑えることができますが、実際には日本の中途失明原因の代表的な病気。

加齢黄斑変性
加齢黄斑変性は、モノを見るときに重要なはたらきをする黄斑という組織が、加齢とともにダメージを受けて変化し、視力の低下を引き起こす病気。私たちはモノを見るときに、目の中に入ってきた光を網膜という組織で刺激として受け取り、その信号を脳に送るために視神経に伝達します。その網膜の中心部分が黄斑。
黄斑が変化すると、モノがゆがんで見える、視野の中心が暗くなる・欠ける、視力が低下するなどの症状が出る。加齢黄斑変性は、糖尿病網膜症、緑内障とともに、失明を引き起こす病気として注意が必要。

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週刊朝日2019.8·16-23

由来案内・江戸川平成庭園

江戸川行船公園内に、日本庭園と源心庵からなる平成庭園がある。
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江戸川平成庭園
この庭園は、昭和八年故田中源氏から寄贈された行船公園の一部を構成し、平成元年三年改修落成しています。
日本庭園
行船公園の北側に位置し、敷地面積一万二百平方メートルの築山池泉回遊式庭園です。
四季を通じてさまざまな変化を楽しむことができ、見どころはなんといっても水辺を巡る景趣の多彩な点にあります。
湧心池から湧き出す清涼が、せせらぎとなって流れ込む潮入の池は、江戸期の庭園に多く見られた特色のあるもので、東京湾の潮の干満にならって池の水位を上下させ、庭園の風景に変化をもたらせる工夫がなされています。
池辺をめぐる散策路は、つつじ山から深山幽谷をおもわせるもみじ谷と導かれ大滝を眼前にのぞみながらひろびろとした広場芝生へ至ります。
源心庵
純日本建築の数寄屋造りで、ニニ六平方メートル(六ハ坪)の広さをもち、月見台が大きく池へ張り出した浮見堂の形式で建てられています。
外装は京じゅらく色の吹き付け壁、屋根は銅板吹きでゆるやかな波を表現し、”むくり”のついた入母屋となっています。
池泉を眺望する和室や立札席は、本格的な茶会など、日本文化の伝統を受け継ぐ催の場としてご利用できます。

病気・下痢と便秘

腸が疲れると、①食べ物を消化・吸収する力、②水分を回収する力、③便を体外に排出する力、の3つの機能が低下する。
疲労腸」になっていないか、次のチェックシートを利用する。

□野菜や果物をあまり食べない
□外食が多い
□1日3食とらないことがある
□甘いものをよく食べる
□お酒を飲む機会が多い
□水分はあまりとらない
□運動不足気味
□食後、下腹がポッコリ出る
□睡眠時間が6時間以下
□最近、ストレスを感じることがある

チェックの数が1~3個の人は「腸疲労予備軍」、4~7個なら「やや腸疲労」、8個以上だと「超腸疲労」と考えられる。

闘病記・2019年8月6日

東京医科大学病院の呼吸器内科を受診しました。
主治医によれば具合悪そうでなく安心した、という。
だが、いつ悪化してもおかしくないので、入院(8月14日以降)の手続きは進める。
入院までは自宅療養。
また患者の希望に沿って、あと1回抗がん剤を打つことにする。
以上でした。

(お知らせ)
プロフィール欄に青山亭のメールアドレスを載せています。